第104回インディ500

佐藤琢磨が3年ぶり2回目という快挙。今年IRLにフル参戦しているドライバーの中で最年長なのに、今がベストなんじゃないかというくらい強かった。正直なところ、予選順位が3位と聞いて、また期待しといて結果が残せないいつものパターンかなと思ってた。今回何が良かったって、古巣のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングで勝てたこと。2012年の同チームに所属してた時は、トップのダリオ・フランキッティに最終ラップに戦い挑んで派手にクラッシュしたけど、ようやく同チームに恩返しができた感じかなぁ。この流れで行くとAJフォイト・レーシングでもって思うけど、そんなにうまくはね。
104回もやってるインディ500だけど、2回以上勝ったドライバーは佐藤を含めてたったの20人。今回優勝争いをしたスコット・ディクソンなんて、5回もシリーズチャンピオンになってるのにインディ500の優勝は1度きりだから、インディ500だけ見れば佐藤が格上。IRLでの通算勝利が6勝なのにインディ500で2勝ってんだから持ってるよなぁ。