ゲーム機回帰

最近はゲーム機としての話題よりも、AV機器としての話題のほうが多い気がするPS3だけど、今後はゲーム機としての普及を目指すとか。SCEの社長が久夛良木さんから平井さんに代わったことで、方向転換するらしい。今の時代に、ゲームというジャンルに固執することに意味があるのかなぁって個人的には思うんだけど。この発表と前後して、PS3で使われているCellの生産設備を東芝に売却というニュースも。PS3の基本部分を外部からの供給となった事で、Cellをいろんなソニー製品に投入していくという構想もほぼ無くなったことに。Cellの大量生産によるコスト低減がPS3の値下げに一番近そうな気がしたんだけど、値下げも期待薄か。

ソニーの中でCellを作っていれば、PS3普及のためという名目でコスト度返しで作れたわけだけど、東芝はPS3が普及しようがどうしようが直接は関係ないから、Cellを売って儲けを出さなきゃならないからね。Cell単体のコストは劇的には下がらなくなるだろう。ま、東芝もPS3に特化したチップって訳じゃなく、PCとかに使っていくことも考えているらしいけど。

ソニーの台所事情は液晶テレビ「BRAVIA」で一時よりは楽になったと思ったけど、それでもCellチップ生産工場を持ち続けるほど回復はしてないみたい。久夛良木さんは、PS3やCellを使っていろいろ夢見てたみたいだけど、今のソニーはそれを許してくれなかったんだろうね。AV機器としてPS3のパフォーマンスアップに力を入れてたから、ちょっと興味があったんだけどな。

そういえば、嘘かホントか知らないけど、PS3に40GBHDDモデルが新しく出るとか出ないとか。なんか容量的に中途半端な気がしないでもないけど、さらにこのモデルではUSBポートが廃止されるとか。最近のアップデートではコントローラをUSBで接続する必要がなくなったからいいのかもだけど、コントローラの充電が本体で出来ないってどうよ？