また、中国が盛り上がってきた

このところ、毒入りギョーザのせいで他のニュースが霞んでいたけど、それだけじゃ終わらないようなニュースがいろいろと出てきた。
まずは日曜日のサッカー日－朝戦で、あからさまな日本チームへのブーイング。おいらも前半途中から見てたけど、日本チームがボールを持った途端、ブーイングの嵐。北朝鮮にボールが渡ると拍手喝さいで大声援。一応、公平に観戦しましょうっていうお達しも出てたらしいけど、まぁそんなに優等生になって観戦するわけもないわな。

次は中国の大気汚染。日本じゃ中国から飛んでくる黄砂が問題になってるけど、その飛んでくる量を予想するために北京に１ヶ所観測地点があるらしい。ところが、中国政府がその観測データを「国家機密」として公開しないことになったとか。おかげで今後の黄砂が飛んでくる量の正確な予想が出来なくなったみたい。いったいどんな機密情報が隠されてるんだろうね。どっちかって言うと、国外に漏れると国をも揺るがす大変な情報が隠れているのかも。そういえば週末、日本じゃ東京マラソンがあったけど、中国では香港マラソンが行われていたらしい。参加人数は42000人と規模が大きいんだけど、足のけいれん等、体に異常を訴えた参加者は2006人にもなったとか。えっと、4.8％だから、ざっくり20人に１人は異常を訴えた事に。ま、2006年には5000人が異常を訴え、１人死亡してるからそれから見ればだいぶ安全になってきたみたいだけど、香港の空気もなかなかすごいらしい。

最後はやっぱり毒。去年毒入り風邪シロップが話題になったけど、今度は毒入り風邪薬で115人も死者が出たとか。不凍液に使われるジエチレン・グリコールが混入していたらしいんだけど、中国政府は国外からの圧力で、しぶしぶ製造工場を閉鎖したとか。海外じゃこんなに死者が出てるんだから、メタミドホスで入院レベルってのは中国の優しさなのかも。企業としての中国市場は魅力的みたいで、米製薬会社も中国企業と提携しようと頑張ってみたらしいんだけど、レベル低すぎて契約できなかったとか。確かにその生産能力と製造コストを考えれば、魅力的とは思うけど、それで作られたものがこれじゃあね。なんかさ、これだけ使い物にならないものを大量生産されるくらいなら、その原料を他に回せと言いたいくらいだな。それだけで、今の原材料高とか解消できるんじゃね？