新型レガシィ

富士重工業から20日、６年ぶりにフルモデルチェンジしたレガシィが発売された。これまで、２リッターと３リッターだった主力モデルのエンジンが、それぞれ2.5リッターと3.6リッターに拡大。フォルクスワーゲンなんかは、エンジンの排気量を小さくして過給器を取り付けて、低燃費・高出力を目指しているこのご時勢に、思い切った決断だなと。ま、レガシィの目指している方向が、長距離を楽に移動できるグランドツアラーなので、余裕ある大きさっていうのは間違ってないと思うが、世間が受け入れてくれるかだな。価格帯も220万から370万と、このクラスにしては頑張ってる感はある。全車種じゃないけど一応エコカー減税の対象にもなってるようなので、スバル好きな人や国産ステーションワゴンが気になる方は注目してみてもいいかと。

個人的には、レガシィは５ナンバーサイズがなくなってからは、興味がなくなっちゃったな。あと、等長等爆システムとかで伝統のスバルサウンドも控えめになっちゃったし。車としての性能は徐々にアップしてるんだろうけど、車の魅力は減ってきてるような気が。レガシィオーナーのゴン太さんは、どう見てるのかちょっと気になる。

それから、富士重工業からはハイブリッド車の投入を検討しているとのニュースも流れた。しかし、その販売は２年後の2011年だそうで。トヨタグループなんだから、プリウスのハイブリッドシステムをもらっちゃえば、もっと早く作れるんじゃないの？って思ったんだけど、そんな簡単な話じゃないんだろうか。

富士重工、「スバル　レガシィ　シリーズ」をフルモデルチェンジ（日経プレスリリース）