どっちもどっち

すっかり、五輪ムード一色の中国だけど、ちょっと前まで日本中を騒がせてたのは毒入りギョーザ。どんな毒がどれだけ入ってたのかまでは判ったけど、どこで誰が入れたのかは謎のまま。このまま迷宮入りかと思ったら、久しぶりに最新ニュースが。例のギョーザは中国国内でも全て回収されたらしいんだけど、最近何故か中国国内で流通されてたらしく、それを食べた中国人が中毒症状を起こしたとか。日本で中毒被害が起きたときは、日本で入れられたんじゃないかとか、輸入経路が怪しいんじゃないかとか、色々騒がれてたんだけど、これで中国国内での混入の可能性が濃厚に。日本からしてみたら、やっぱりねって感じだけど。

で、このニュースは中国だけの問題かと思ったら、日本側も結構問題になりそうなニュースの予感。今回の件が中国で起きたのは６月頃の話らしく、何で今頃ニュースになったのかというと、日本側がこのニュースを隠してて、関係筋の情報からようやくニュースになったとか。中国側からはちゃんと日本側に連絡してたようで、その時期はというと洞爺湖サミットより前。洞爺湖サミットといえば、ほぼ１ヶ月の話。その時点で日本側がこの情報を入手していたのに、なぜ国民に対して公表しなかったのか。６月に発生して７月初旬には日本へ連絡してたって事は、中国側はわりとすばやく動いてたっぽい雰囲気。

回収品がすぐ流通に流れる、ゆるゆる管理の中国もダメすぎるけど、中国に何をされても何言われても大人しくしているし、日本国民に対して説明する気なしの日本の政府も、それにも増してダメすぎるな。最近、福田内閣はちょっとだけ支持率回復してたのにね。