こんにゃくゼリーが無くなる？

今年７月に１歳男児がこんにゃくゼリーで窒息死した件で、野田聖子消費者行政担当相がメーカー幹部を呼び出して、協議をしたらしい。これまでに同種の製品で事故死したのは17件。最近では、子供・老人は食べるなと袋にイラストと文章が載っている。にもかかわらず、事故は無くならない。これだけメーカーがやってるのに、まだ役人から小言を貰わなきゃいけないとなると、作る気も失せるってもの。今後ミニカップタイプの製造中止も検討してるらしいが、今回の死亡事故でさえメーカーの配慮が足りないって事になれば、どうすれば作っても良いのかって思うんじゃないかな。これは暗にこんにゃくゼリーを作ることが悪だって言ってるのと同じだと思うのだが。

ちなみに、世の中の食べ物にはもっと死亡事故が起きている食べ物がある。代表格は「お餅」。老人がのどに詰まらせて窒息死するって言うのは、一昔前までの正月の風物詩といってもいいくらいメジャーな事故だった。件数比にしてこんにゃくゼリーの84倍も起きている。そんなお餅は何の規制も無くて、死亡事故が起きた関係者には申し訳ないが、たった17件でこれだけ取り上げられるこんにゃくゼリー。

なんか最近、バラエティじゃなくて、社会ニュース見てツッコむようになってきたなぁ・・・。