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カナダGP、2009年のF1カレンダーから消滅 [F1]

インディアナポリスでのアメリカGPが無くなってから、北米で唯一のレースだったカナダGPが、2009年のF1カレンダーから消えた。日本的には時差の関係上、明け方にレースが始まるので、生中継で見ようとすると辛いレースの1つ。1978以降はセント・ローレンス川の中洲にある公園内のサーキットで開催されている。路面が粗くてタイヤに厳しかったり、コンクリートウォールがコース脇に迫っていたりする割には、意外と高速サーキットという、ドライバー、マシンともに厳しいサーキットの1つだけど、印象的なシーンを数多く生んできたサーキットでもあったりする。

最近じゃ、佐藤琢磨がスーパーアグリF1でマクラーレンのアロンソを最終ストレートでオーバーテイクしたり、BMWザウバーのロバート・クビカがヘアピン前のコーナーでマシンが大破する大クラッシュを演じたりなんてのが有名かな。今季はマクラーレンのルイス・ハミルトンがフェラーリのキミ・ライコネンにピット出口でおカマをほったなんてのも記憶に新しいところ。もうちょっと古いおいらみたいな世代だと、フェラーリのジャン・アレジの最初で最後のF1勝利だったり、ウィリアムズのナイジェル・マンセルがトップ独走中にエンジンをカットオフしてリタイアしたり、なんてのもこのサーキット。レース以外では、各チームが廃材を利用してボートを作成し、ピット裏の川岸を利用して、対岸までの往復レースを行ってたことも。

サーキットの名前には偉大なF1ドライバー「ジル・ビルニューヴ」の名前が入っているし、なくしてしまうにはあまりにももったいない気が。もう1度、考え直してくれないだろうか。
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